子供の歯科通いQ&A

保護者の方のよくあるお悩み

保護者の方のよくあるお悩み

富士宮市の歯医者「さくら歯科クリニック」に寄せられたお子さんの歯の健康に関する質問にお答えします。お子さんの歯に関して不安・疑問がある保護者の方は参考にご覧ください。

乳歯の下から永久歯が生えてきました。このままにしていて大丈夫でしょうか?
乳歯が抜けていない状態で永久歯が生えてくると、乱れた歯並びになってしまう可能性があります。乳歯の下から、永久歯が生えてきたら、必ず歯科医院の検診を受け、生え方に合わせた適切な処置を受けるようにしましょう。
子どもと一緒に診療を受けることはできませんか?
緊急などの場合は、当クリニックで対応することも可能ですが、治療に関しては、基本的に一般歯科を行う他院をご紹介させていただきます。治療の相談などは親御さんでも受け付けていますので、歯のお悩みがありましたらお子さんの治療のついでにご相談ください。
永久歯の歯の数が足りないかもと言われました……
歯が少ないケースは、歯並びやかみ合わせに問題がない場合ひとまず様子を見ます。しかし、過剰歯など本数が多いとき、上顎・下顎どちらか一方のみ生えているときは矯正治療を検討させていただきます。
いつごろから歯医者さんに通えばよいでしょうか?
1歳半ごろになり、歯が生えてきたらご来院ください。ガーゼでのケア方法など生えたての乳歯のメインテナンス方法をアドバイスいたします。
子どもが怖がったりしませんか?
当院では慣れる(3回目の来院)までは、サホライドなど応急的な処置をメインに行い本格的な治療は行いません。3回目の診療時には具体的な治療計画をお渡し、慣れてきた4回目から少しずつ治療を始めていくため、人見知りのお子さんでも安心して治療をうけることができます。
どんな医院がいい歯科医院?
親御さんだけでなく、お子さんに対しても説明してくれる医院がいいでしょう。治療や虫歯予防の大切さを教えることで自発的に治療を受けてもらえるように心がけています。
どの病院に行けばいいのかわかりません。
歯の治療に関することでしたら迷わず当クリニックにお任せください。口を閉じられないといったお悩みがある場合は、耳鼻科に通うことをおすすめします。
歯医者が苦手な子ですが、連れていっても大丈夫でしょうか?
当クリニックは、おもちゃや絵本もたくさんあり、実際に子どもを持つスタッフも在籍しており、保育園・幼稚園のような明るい雰囲気の医院です。「歯医者さん=怖い」というイメージが払拭されると思います。
歯みがきができなくて困っています。
クリニックでは、歯みがき指導をするTBI(トゥース・ブラッシング・インストラクション)コーナーを用意しています。歯科衛生士が鏡を見ながら歯みがきの仕方をお伝えします。TBIコーナーの利用のみのご来院も歓迎していますので、ご予約の際、TBIコーナーを利用する旨をお伝えください。

-1才からの虫歯予防

妊娠時の正しいお口のケアはご存知ですか?
妊婦さんのよくあるお悩みにお答えいたします。

妊娠するとお口の中はどんなことが変わりますか?

妊娠すると赤ちゃんに歯のカルシウムを取られて歯が弱くなると言われたりしますが、そんなことはありません。間食が増えたり、つわりのため歯みがきがしっかりできなかったりすることで、むし歯になりやすいお口の環境になってしまうからです。また、女性ホルモンの増加により唾液の性状が変わったり、唾液の量が減ったりすることも原因のひとつです。同じ理由で歯周病にもなりやすくなります。歯周病菌の中にはホルモンの影響で増殖するものもあります。歯周病にかかっている場合、早産になったり、低体重児を出産する可能性が高まるという報告もありますので、お口のケアを心掛けましょう。

-1歳時のお口のケア

つわりが辛いのですが、どうやって口腔ケアしたらいいですか?

つわりの時に歯みがきをするのは大変なことだと思います。
・ヘッドの小さな歯ブラシに変えてみる
・歯ブラシを小さく動かすように磨く
・出来る時に何回かに分けて磨く
・においの強い歯みがき粉を避ける
などして、お口を清潔に保ちましょう。
歯肉に炎症がある場合は、やわらかめの歯ブラシを使って磨いてみましょう。妊娠中は間食が増えてしまいがちですが、お口の中が汚れやすくなるので、甘いものの間食を避けるようにしましょう。

赤ちゃんの歯はいつからつくられますか?

赤ちゃんの歯はお母さんのお腹の中にいる時からつくられます。乳歯では妊娠6~7週間頃から、永久歯でも妊娠4カ月頃にはもうつくられ始めます。歯の形成に必要な良質なたんぱく質やカルシウム、ビタミンA、C、Dなどが不足しないよう、栄養バランスを考えた食事を取り、産まれてくるこどもに、丈夫な歯をプレゼントしてあげましょう。

-1歳時のお口のケア

妊娠中に歯の治療をしても大丈夫?

妊娠前に治しておくのがベストですが、安定期(4カ月後半~8カ月)であれば治療をする事は可能です。妊娠中のレントゲン撮影や麻酔を心配する方も多いですが、局所的なものですし、放射線の被爆もごく微量で心配する必要はありません。妊娠していることを歯科医師に告げておけば、赤ちゃんに影響のない方法で治療を行ってくれます。出産後は育児に追われ、自分の事は後回しになりがちです。妊娠前に受診しておくことをおすすめします。

産まれた赤ちゃんをむし歯にさせないためにはどうしたらいいですか?

赤ちゃんを甘いもの好きにさせない育児を心掛けましょう。
・離乳食は薄味で、甘み、塩味を控えめに
・ジュースはNG、果物を絞り薄めて与える
・湯冷ましやお茶にハチミツや砂糖を入れない
などに気を付けてみましょう。歯みがき嫌いにならないように、口の周りを触ったり、拭いたり、指で歯ぐき触るなどして、口の中などを触られることに慣れておくとよいでしょう。

-1歳時のお口のケア

むし歯は赤ちゃんにうつるって本当?

生まれてすぐの赤ちゃんの口の中にはむし歯菌はいません。歯が生え始める頃から、主に保護者の唾液中のむし歯菌が唾液を介して感染します。赤ちゃんの周りにいる大人にむし歯があれば治すこと、日頃から口腔ケアを心掛け、お口の中をきれいに保つことが大事です。また、キシリトールはお口の中の菌を減らす効果があります。赤ちゃんが生まれる前から周りの大人がキシリトールでむし歯予防をすることで、お子さんのむし歯予防にも繋がります。

お子さんの歯について、不安なことがある方は、 お電話・予約フォームよりお気軽にご相談ください TEL:0544-22-1000