きれいな歯並びを維持するためには乳歯の時からケアが必要です。一生涯きれいな歯並びで過ごせるように、お子さんのうちから気を付けるようにしましょう。富士宮市の歯医者「さくら歯科クリニック」が歯並びを乱さないためのポイントや乱れた歯並びの悪影響をお伝えします。
歯並びが乱れるとさまざまな悪影響が起こります。4つの例をご紹介します。
歯並びが乱れていると、歯ブラシが隅々まで届きにくく、みがき残しがでやすくなります。このためプラークを落としきれず、虫歯・歯周病が起こりやすくなってしまうのです。
歯並びが乱れているとしっかりと咀嚼(そしゃく)することができません。そのため、食べ物をよくかまず、丸飲みしてしまうことで消化が悪くなり、栄養の吸収に支障をきたすのです。
歯並びが乱れている状態で、転ぶ、物に当たるなど衝撃を受けた際に、口の中を切ってしまうことが多くあります。
きれいに整った歯並びは見た目に美しく、自信にもなります。一方で歯並びが乱れていると口元に自信がなく笑顔や会話をしにくくなってしまいます。
以下のことに気を付けることで、お子さんの歯並びやかみ合わせの乱れを事前に予防できます。心がけてみるようにしましょう。
正しくかむためには、首が安定していることも大切です。頭が不安定な状態ではしっかり物をかむことができません。そして、首をまっすぐ安定させるためには、ピンと背筋を伸ばす必要があります。きれいな姿勢を保ち、食事をすることで咀嚼力の向上や顎の発育にもつながります。
食べ物をかまない子・かめない子が増えています。咀嚼能力があってもしっかりかむ習慣がなかったり、そもそも咀嚼すること自体がうまくできなかったりという理由で、丸飲みで食事をしているお子さんもいらっしゃいます。咀嚼しないと栄養が吸収しにくくなるだけでなく、顎の成長にも悪影響をきたしますので気を付けなくてはいけません。